ミラーマスク
見たいと思いつつ忘れていた、「ミラーマスク」を見た。
サーカス団の一家の娘でジャグラーのヘレナは、自分の境遇を不満に感じ、母親にも反抗的だった。ある日母親と喧嘩をしてひどい言葉を投げつけた直後に、母親は病に倒れてしまう。自責の念にかられるヘレナは、眠っているうちに不思議な世界に迷い込む。そこではヘレナと瓜二つの闇の王女が光の国で「ミラーマスク」を盗んだために、光と闇のバランスが崩れ去ろうとしていた。眠りに落ちた光の女王を目覚めさせるため、ヘレナは仮面の若者とともにミラーマスクを探して旅に出る。
原作は「サンドマン」などのアメコミ作品で知られるイギリス人作家ニール・ゲイマン。監督は「サンドマン」のカバーや「アーカム・アサイラム」などの幻想的な作風で知られるアーティスト、デイヴ・マッキーン。
まるでマッキーンのアートの中に入りこんだようなダークでゴージャスな映像美。キャラクターも風景も独特な造形で、マッキーンのイラストも随所で堪能できる。映像的には申し分ないものの、ストーリーは若干シンプル過ぎるかも。ヘレナが不思議な世界の窓を覗いて、アンチヘレナと言うべき存在が彼女になりすまして勝手な行動をとっているのを見るシーンはとても好きだ。
この映画はDVDリリースのみの企画だったが、急遽スクリーンでの上映が決まったのだとか。「ロスト・チルドレン」では寝落ちした私だが、今回は眠くならなかった笑
今日のまろん
散歩の終わりはいつも抱っこなのだが、最近は私が抱っこ係である。抱っこしようとするといつも怒られるんだよね…。「お前はやだ」って言ってるのかしら…。
Small Fish