BFG
「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」を見た。
ロンドンの孤児院で暮らす少女ソフィーは、ある夜巨大な何者かに攫われてしまう。彼女を連れ去ったのは巨人で、そこは巨人の国だった。巨人=BFGの仕事は、捕まえた夢を人間たちに送ることだった。だがソフィーの存在が他の凶暴な巨人に知れてしまい…。
映像は文句なしに美しい。夢の国の巨木や、巨人と少女の対比など、まるでマックスフィールド・パリッシュのイラストを見ているかのようだ。
それだけに映画自体が今ひとつだったのが残念。ファンタジーの世界にどっぷり浸れず、大変もどかしい。いらないシーンが結構あるし、主人公二人が孤独だという設定を活かせていない。肝心の悪い巨人を倒すシーンはあっさりし過ぎ。もっとBFGと悪い巨人の間に葛藤があってもよかった。まあ、スピルバーグは必ずしもいい映画ばかり作る訳ではないしね。それでもマーク・ライランスの声は良かったし、人間から身を隠しながら街を歩くシーンや、BFGとソフィーが離れ離れになりながらも心を通わすラストシーンはなかなかだった。
BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント ブルーレイ(デジタルコピー付き) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2017/01/18
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TSUTAYAで最後の一枚を借りてきたんだよね。結構人気あるんだね。
今日のイラスト
調子わるいかなーと思ったけど、なんとなくそれらしく描けてしまうんだよね、水彩ペン。
今日の散歩
Small Fish